ATELIER MUJI GINZA(東京・銀座)で、「長く生きる。ウィンザーチェアの場合 展」が7月4日まで開催されている。
ウィンザーチェアは、17世紀後半に英ウィンザー地方とその周辺で、庶民の家庭や農家で使う実用的な椅子として指物師たちによって作られた。本展では、ウィンザーチェアの世界に魅了された3組のデザイナー(藤森泰司、DRILL DESIGN、INODA+SVEJE)が10年前に結成した椅子の研究会「Windsor Department」の活動を紹介している。
「Windsor Department」は、これまでもそれぞれのアプローチで“新たなウィンザーチェア”をデザイン、5回にわたってプロトタイプを発表してきた。今回の展示会では、新たに良品計画のATELIER MUJIチームと共に再構築。研究会の思考プロセスを垣間見る資料や模型のほか、それらを具現化させた10脚の椅子や先人たちがリデザインした歴史的なウィンザーチェアもなども展示される。
なお、ラウンジエリアでは、「Windsor Department」がデザインを手掛けた椅子を体験、購入することも可能だという。
長く生きる。ウィンザーチェアの場合〈Windsor Department〉の10年
会期:開催中〜2021年7月4日(日)
時間:11:00〜18:00
会場:ATELIER MUJI GINZA/東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座6階
入場:無料
http://windsordepartment.com/wp01/