G-STARのアートプラットフォーム「The Art of RAW」は、若いクリエイターたちが廃棄デニムを利用してアートオブジェを制作し、デニムの新しい可能性を示す場となっている。
同社は、日本人のプロダクトデザイナーである岩元航大(Kodai Iwamoto)と協力し、オランダと日本との歴史的なつながりにインスピレーションを受けた、日本の伝統的な越前和紙に廃棄デニム繊維を織り込んだ照明オブジェ「UNERI(うねり)」を制作した。このオブジェは、福井県で越前和紙を作る五十嵐製紙にて、和紙に廃棄デニムを練り込んで作られた素材を用いているのが特徴。名称は、デニムの繊維が液状の和紙に混ざったときの様子が、波のうねりを想起させることに由来している。オブジェのデザインは、障子からインスパイアされ、円形の木組み、格子状の枠、和紙で作られる日本の伝統的な扉をモダンな視点で再解釈し、伝統的なクラフツマンシップと現代的なデザインを融合させている。
The Art of RAW
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