イタリアの詩人、ジュゼッペ・ウンガレッティ(1888〜1970)の詩集「埋もれた港」をテーマとした展覧会が、1月26日(金)から東京のイタリア文化会館で開催される。ウンガレッティがイタリア軍に従軍していた際に、北イタリアの塹壕の中で紙きれに走り書きしていた詩をまとめた「埋もれた港」は1916年に出版。昨年、アイルランドの詩人アンドルー・フィッツサイモンズが、その初版を完全英訳し出版。同英訳版にはイタリア人アーティスト、セルジョ・マリア・カラトローニがそれぞれの詩をグラフィックアートで表現した作品も掲載される。本展では、「埋もれた港」と英訳、カラトローニの作品を通して、今もなお人々を惹きつけるをウンガレッティの実像を紹介。併催企画として、1月30日(火)に、フィッツサイモンズとカラトローニによるトークショーも行われる(英日、伊日逐次通訳付き)。
「埋もれた港」展 ジュゼッペ・ウンガレッティの詩集をめぐって
会期:2018年1月26日(金)〜2月8日(木)
時間:11:00〜18:00
会場:イタリア文化会館(東京都千代田区九段南2-1-30)
入場無料
トークショー「ウンガレッティ『埋もれた港』をめぐって」
会期:2018年1月30日(火)
時間:18:30〜(開場18:00)
会場:イタリア文化会館(東京都千代田区九段南2-1-30)
申し込み:http://www.iictokyo.com/eventi/log/eid487.html