5月30日(水)から6月1日(金)まで、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「Interior Iifestyle TOKYO」の一画にFinland Pavilionが設けられ、北欧・フィンランドのテキスタイルメーカーや照明メーカーが多数出展した。
Be&Liv社は、薄い合板を特殊な製法でランプシェードに加工する。木から透ける柔らかな光が特徴で、花をモチーフにしたペンダントライトはヘルシンキ市内のホテルやレジデンスなどで採用が進む。
新作の壁掛け照明は、フィンランドで守り神として親しまれる三種の動物、熊、狐、狼をベースにデザイン。キッズルームなどへの採用を目指す。
VALLILA社は、フィンランド有数のテキスタイルメーカーで、伝統的なボタニカル柄の他、街並みを切り取ったようなユニークなパターンが展示された。
景観保護に力を入れるフィンランドでは、建物外観のデザインを規制し古い街並みを保存するが、パターンに落とし込まれた風景は、製品としての新たな価値を生み出している。
Lovi社は、製品に100%フィンランド産のバーチ材(白樺)を使用。アニマルモチーフの小さなオブジェから、高さ2000mmのツリー型オブジェまでを取り揃える。本国フィンランドでは、アパレルショップのウィンドウデコレーションや、オフィスの共用部などでの採用が多く、日本でもコントラクト市場での拡販を目指す。
Be&Liv
https://www.beandliv.com/
Lovi
http://lovi.jp/
VALLILA
https://www.vallilainterior.jp/