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Adrian Cheng × 内田 繁「Wander From Within」展

スクリーンショット 2018-09-26 18.43.43LIXILギャラリー企画「クリエイションの未来展」は、2014年9月より日本の建築・美術界を牽引する4人のクリエイター、清水敏男(アートディレクター)、宮田亮平(金工作家)、伊東豊雄(建築家)、隈研吾(建築家)を監修者に迎え、3カ月ごとにそれぞれ独自のテーマで開催している展覧会。第17回目となる今回は、アートディレクターの清水敏男監修のもと、「クリエイションの未来へ向けての継承とフィールドの拡大」をテーマに、2期に分けて開催する。
9月29日からスタートする第1期は、「Adrian Cheng × 内田 繁『Wander From Within』」。一昨年惜しまれつつ世を去ったインテリアデザイナー内田 繁が最後に手がけたプロジェクト「Wander From Within」を日本で初めて公開する。このプロジェクトは、香港の企業家でK11芸術財団創設者のAdrian Chengが内田の作品に共鳴し、家具の共同開発を約束したことからスタート。その過程で内田は亡くなったが、その遺志を継ぐ形で家具の製作は実現し、昨年4月ミラノサローネで初めて公開、ついで同年9月韓国で発表、このたび日本初公開となった。
「Wander From Within」は、内田がめざしてきた軽さ、薄さ、透ける、重なりなどの東洋的な境界の考え方をもとにデザインされた家具のコレクション。一方Chengが唱える人間本来の手仕事の重要性 (Artisanal Movement) によって「量産しない」「ヒトの技がつくる」「長く大切に使われる」「自然素材でつくる」「エネルギーを浪費しない」など未来の美しい生活環境を考える思考も込められている。期間中会場にはCheng と内田のコラボレーションから生まれた椅子3点(木にインスパイアされた椅子「AU1」、山にインスパイアされた椅子「AU2」、水にインスパイアされた椅子「AU3」)、と照明「AU4」、テーブル「AU5」のほか、1993年に制作された折りたたみ式の茶室の一つで、本プロジェクトのきっかけともなった「行庵」も展示される。 また「Wander From Within」の美しいプロモーション映像も登場。内田のクリエイティブな才能が次世代に引き継がれていく展覧会となっている。

「クリエイションの未来展 /Adrian Cheng× 内田 繁『Wander From Within』展」
会期:2018年9月29日(土)~10月28日(日)
会場:LIXILギャラリー/東京都中央区京橋3ー6ー18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F
入場:無料
http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g2-1809/?_ga=2.268205326.1078637913.1537855149-248602435.1537855149