東京・大手町で進行中の大規模複合開発「Otemachi One」。その中心となる商業施設「Otemachi One Avenue」が2020年5月にグランドオープンを迎える。「Otemachi One」は、三井物産と三井不動産が進めている大規模開発で、地下鉄コンコースと直結。オフィス、ホール、カンファレンス、商業施設、ホテル、大規模緑地広場などで構成される。
地下2階〜1階には、5月に開業する「Otemachi One Avenue」を中心に、飲食店をはじめ、ランニングステーションやクリニックモールなど、約30店舗が出店。三井物産の本社が移転予定のオフィスエリアは、地域冷暖房施設の更新によるBCP機能強化や、制震構造の採用、非常用発電機の導入、帰宅困難者受入機能の強化など、“安心・安全”を提供する。
なお、5月中旬には、国際会議から音楽ライブまで対応する「大手町三井ホール」、7月にはデニストン・インターナショナル・アーキテクト・アンド・プランナーズ社がインテリアデザインを担当した「フォーシーズンズホテル東京大手町」、22年末には6000㎡を誇る緑地空間「Otemachi One Garden」がそれぞれオープンを予定している。
「Otemachi One」
所在地:東京都千代田区大手町1-2-1
開業予定:「Otemachi One Avenue」/2020年5月12日(火)、
「フォーシーズンズホテル東京大手町」/2020年7月1日(水)
敷地面積:約2万900㎡
延床面積:約35万7700㎡
階数:三井物産ビル/地下5階地上31階建て、Otemachi One タワー/地下5階地上40階建て
設計・監理:日建設計・鹿島建設設計共同企業体
施工:鹿島建設
デザインアーキテクト:Skidmore,Owings & Merrill LLP