「第4回サンゲツ壁紙デザインアワード」が7月1日(水)より募集スタート

2017年にスタートし、今年で4回目を迎える壁紙デザインのコンペティション「サンゲツ壁紙デザインアワード」が7月1日(水)より募集をスタートする。新しい発想の壁紙デザインを職業、年齢問わず、国内外から広く募集する。昨年は12か国から444作品が集まった。

社外審査員は昨年に続き、谷山直義氏、植原亮輔氏、安東陽子氏を迎えるが、今年は審査方法が過去と異なり、提出物での一次審査に加え、その通過者(ファイナリスト)によるプレゼンテーション形式での最終審査が実施される。

壁紙をひとつの「モノ」としてデザインするのではなく、空間を構成するひとつの要素ととらえ、その空間における意義や効果を考えたうえでデザインされているか、また、その空間が作り出す「コト」のデザインがなされているか、が審査のポイントとなる。

また、これまで過去3回の受賞作品からは、実際に商品化されて同社の見本帳に掲載されている作品もあり、商品化という「実現性」も問われることになるが、応募作品がさまざまな建物の壁紙として、たくさんの人々に届くかもしれないという期待感は、このコンペティションの魅力のひとつとなっている。

 

商品化された作品(上:2018大賞「フィヨルド(fjord)」山田 茂 作/下:2017優秀賞「固定されない壁紙」磯部真吾 作)

 

2017大賞「mist」(洋金箔平押し・白印刷 / 山田 茂作)はビスポークホテル新宿の客室に採用された。

建築設計・監理:株式会社ディアンドエー/インテリア設計:the range design INC. + seventh-code

第4回サンゲツ壁紙デザインアワード】
募集対象:壁紙
募集テーマ:「Joy of Design」
課題: 『Joy of Design』をテーマに「壁紙」というプロダクトの特性をふまえ、「誰が何をしてどのように過ごすための空間か?」を想定し、壁紙をデザインしてください。
応募資格:企業、団体、個人、グループ、年齢、性別、職業、国籍等の一切を不問
応募点数:制限なし
賞および賞金:大賞(1点)100万円、優秀賞(1点)50万円、入賞(3点)各20万円
審査員:谷山 直義(株式会社 NAO Taniyama & Associates代表取締役社長、クリエイティブディレクター)
植原 亮輔(株式会社キギ代表、クリエイティブディレクター・アートディレクター)
安東 陽子(安東陽子デザイン代表、テキスタイルデザイナー・コーディネーター)
安田 正介(株式会社サンゲツ 代表取締役 社長執行役員)※審査委員長
審査基準:(1)新たな発想やオリジナリティを備えたデザインか(モノのデザイン)
(2)空間や使用者を想定した視点や発想があり、それらに対する効果や影響力があるか(コトのデザイン)
(3)壁紙としての実現性と実用性があるか(商品化の可能性)
応募期間:2020年7月1日(水)~9月18日(金) 18:00 WEBエントリー締め切り
※WEBエントリー後に提出物を郵送 提出物は2020年9月30日(水)当日必着
受賞結果発表:2020年12月中旬に行うセレモニーで受賞者を発表、表彰後、公式WEBサイトでも公開。

問い合わせ先:サンゲツ壁紙デザインアワード事務局 info@sangetsu-award.jp
公式WEBサイト:http://www.sangetsu-award.jp

 

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