昨年10月のフランクフルト・ブックフェアで発表された、インテリアデザイナー藤原敬介の作品集「Keisuke Fujiwara – Interior Element for Space and Product Design」が、Frame社より刊行された。作品集には「人々が生きてゆく営みを支えることを考えながらデザインしてきた」と語る藤原が15年にわたって手掛けてきたインテリアデザイン約30、プロダクトデザイン約20の事例を四つの要素に分けて紹介されている。この作品群の中から、藤原が考える「デザインとはなにか」という試みを、読者は目にすることができる。（敬称略）
「Keisuke Fujiwara – Interior Element for Space and Product Design」
著者：藤原敬介
発行：フレーム出版（アムステルダム）
言語：英語
頁数：256ページ／ハードカバー
問い合わせ：Frame Publishers（http://www.frameweb.com/books）

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藤原敬介（ふじわら・けいすけ）
1968年東京生まれ。インテリアデザイナー。首都大学東京准教授。
武蔵野美術大学卒業後、スタジオ80入社。その後ロン・アラッド・アソシエイツでのインターンシップなどを経て、2001年藤原敬介デザイン事務所設立。「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」「銀座マロニエゲート」「刈谷ハイウェイオアシス」などを手掛ける。日本商環境デザイン協会（JCD）、アジアパシフィックインテリアデザインアワード（IIDA、香港）、建築インテリア国際フェスティバル（モスクワ） など国内外で受賞歴多数。
www.keisukefujiwara.com