粒状の太陽電池を採用した「スフェラーランタン」

「スフェラーランタン」は、世界初の全方位受光可能な太陽電池、スフェラー^®を採用した砂時計型ランタン。一粒が1～2㎜ほどの粒状太陽電池に光があたると、砂時計の砂が落ちるように少しずつ電気を蓄える。光の注ぎ方が一定ではない自然の中で「あらゆる光を効率良く採り込むにはどうしたらよいか」「なぜ太陽電池は平らでなければならないか」という素朴な問いから、この小さな球の形をした太陽電池が生まれたという。ランタンを上下にひっくり返すと、昼間蓄えた電気で光がともる。デザインは、大阪を拠点に空間やプロダクト、グラフィックなど多岐に渡りクリエイティブな活動を展開するgrafが担当。砂時計型の他に、スティック型のペンライトも製品化されている。現在、スフェラーをビルのガラス壁面に使用する計画もあり、将来的にはさまざまな構造物を発電所へと変える可能性が期待される。