「Bodyphon(ボディホン)」は、携帯電話の利用者が、ストレスなく快適な通話ができる音場を提供する「携帯電話用ブース」。外部に音が漏れにくく、通話の秘匿性を守り、 音による周囲への迷惑を防止することができる製品だ。図書館や美術館、オフィスなどの静かな場所、駅、各種店舗などに設置することで、利用者を含めたその場のモラル向上にも貢献する。2014年3月30日、インターマン株式会社から発売予定。
ブース内は、携帯電話利用者を囲うパーティションに調音素材を用い、通話の際に騒音と感じる帯域500Hz以上の音圧を大幅に低減する。ブースの外が90dBA程の騒々しい音環境下においての実験では、ブース内で15dB以上の音圧低減を実現するなど、利用者が相手の声を明瞭に聞き取れ、同時に利用者の声も調音材とブース構造の効果により音が漏れにくくなる。
通話する人の様々な動きや、個々の身長差も考慮に入れたサイズで設計され、また、調音材が汚れた場合は汚れた部位だけを交換できるつくり。天井部に採光用の抜けを設けることで明るさを確保し、安心感と快適性を生んでいる。
インターマンでは、発展形としてモニターなど実装したナビゲーションブースなどへの転用も視野に入れている。
Bodyphon
プロデュース:インターマン
ディレクション:ハーズ実験デザイン研究所+インターマン
デザイン:ハーズ実験デザイン研究所
発売日:2014年3月30日
〈問い合わせ先〉
Bodyphon 公式サイト
http://www.bodyphon.com/