東京建物(東京・中央区)とHotel Propaties(シンガポール)の2社は、大阪・堂島で進める超高層複合タワー建設プロジェクト「ONE DOJIMA PROJECT」に、フォーシーズンズホテルを誘致、2024年に「フォーシーズンズホテル大阪」を開業すると発表した。
同ホテルは、世界47カ国にリゾートとレジデンスを運営するラグジュアリーホテルで、現在国内では東京(丸の内と大手町)と京都に計3施設を運営しており、大阪へは初進出となる。
ホテル部分は1、2階と28〜37階に位置し、客室数は全178室。インテリアデザイナーに、グエナエル・ニコラ、緒方慎一郎、小市泰弘の3氏が起用されている。
建物は、大阪の新たなランドマークとなる超高層の複合タワーで、高さ195m、地上49階建て、延べ床面積約8.2万㎡と、大阪市内でも有数の規模を誇る。外観は“帆”をモチーフに、ホテルとマンションの見分けが付きにくいようデザインされているという。全体設計は日建設計が手掛け、 “旅とアート”をコンセプトに、ホテルの他、国際水準の機能を備えた住宅「ブリリアタワー(Brillia Tower) 堂島」と、トップクリエイターのデザインによるスパ、レストラン、カフェ、バーなどで構成される。
今回の開発は、大阪で初めて“宿泊施設の整備に着目した容積率緩和制度”を適用して建設される。
「フォーシーズンズホテル大阪」
所在地:大阪市北区堂島2丁目17-5
開業:2024年(予定)
客室数:178室
「ONE DOJIMA PROJECT」
敷地面積:約4,828㎡
延床面積:約82,566㎡
構造規模:RC造 地下1階地上49階建て
施設構成:住宅フロア/1~27階、38~49階(総戸数466戸)・ホテルフロア/1~2階、28~37階
竣工:2024年(予定)
https://www.one-dojima.com/