東急不動産と京浜急行電鉄が、東京都から特定建築者に選定され、都営地下鉄浅草線・京急本線「泉岳寺」駅付近の高層ビル整備を進めることを発表した。
プロジェクトの名称は、「東京都市計画事業 泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」。建設予定のビルは、地下3階・地上30階建て、延べ床面積約11万㎡という規模。
地下1〜3階および地上1階に地下鉄駅が入るほか、JR山手線京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅へ歩行者デッキで接続されるという。
地下1階〜地上2階に商業施設、3〜11階オフィス、12〜27階共同住宅(約350戸)という構成。着工は2023年4月、工事完了2028年3月頃を目指すという。
「東京都市計画事業 泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」
所在地:東京都港区高輪二丁目81-1ほか(地番)
構造:RC造、一部SRC造、S造
階数:地下3階・地上30階建て
高さ:145m
敷地面積:8486㎡
建築面積:5124㎡(対敷地面積:60%)
延床面積:11万644㎡(対敷地面積:974%)
容積対象床面積:8万2666㎡
主要用途:住宅(約350戸)、業務施設、商業施設、駅舎、駐車場