クルーズ旅行において業界をリードする米国の「ノルウェージャン クルーズライン」(NCL)から発表された次世代クラス「ノルウェージャン プリマ」が、2022年夏に就航する。
全長294.1m、総t数14万2500t。新造クルーズ船の中で最も広い屋外デッキスペースを備えるほか、複数のインフィニティプールを設置している。イタリアの造船所、フィンカンティエリ社によって建設された船体には、イタリア人のストリートアーティスト、マニュエル・ディ・リタ氏によるアートが施されるほか、レストランや客室、パブリックエリアのコンセプトデザインには、デザイナーのピエロ・リッソーニ氏をはじめ、ロックウェル・グループ、SMCデザイン、スウェーデンのティルバーグ・デザイン、YSAデザイン、マイアミの「スタジオ・ダド」など、国際的に活躍する建築家、デザイナーが複数起用されている。
中でも注目は、ピエロ・リッソーニ氏がデザインを手掛ける、スイート専用区画「ザ・ヘブンbyノルウェージャン」。8層のデッキに分かれ、キーカードを使ってのみ入室ができる。サンデッキ、レストラン、ラウンジ&バー、サウナとコールドルームを備えたアウトドアスパまで備えた贅沢な空間を満喫できる。
▼ピエロ・リッソーニ氏インタビュー動画
https://www.youtube.com/watch?v=_P79522RAaQ&list=TLGGDTrXdHY4SAsyMDA4MjAyMQ
「ノルウェージャン プリマ」
竣工年:2022年
運行会社:ノルウェージャンクルーズライン
https://www.ncl.com/jp/ja/