ホテルや旅館を運営する温故知新(東京・新宿)が、長崎県五島市にラグジュアリーホテル「五島リトリートray(レイ)」を2022年夏に開業する。
場所は、五島つばき空港から車で10分、地元のシンボル「鬼岳」が300万年前に噴火した際に形成されたと言われる溶岩海岸を見下ろす高台に位置する。オーナーである双日(東京・千代田)と、オペレーターを務める温故知新社が相互に協力しながら五島の魅力を世界へ発信、“祈りの島、光の宿”をコンセプトに、島の活性化に貢献する宿泊施設を目指すという。
デザインは、“眼前に広がる海と空の景観を建物内に取り込むこと”をコンセプトに、橋本夕紀夫氏が担当。地上3階建ての空間に、日の出から夕刻まで色合いを変える海と空を一望できる全室オーシャンビュー露天風呂付きの客室のほか、レストラン、スパが併設される予定だという。
「五島リトリートray」
所在地:長崎県五島市上崎山町2877
開業:2022年夏(予定)
延床面積:2846.92㎡
客室:26室
https://goto-ray.com/