岡山市で、「杜の街(もりのまち)づくりプロジェクト」の一環となる施設「杜の街グレース」を開発中の両備グループ(岡山市)が、2022年夏に県内初の大型フードホールを開業する。
「杜の街グレース」は、全敷地約3.8haを段階的に開発中で、第1期プロジェクトとして、約1.6haの敷地を活かしたマンション棟・商業棟・オフィス棟を複合開発している。今年7月に、オフィス棟「杜の街グレース オフィススクエア」が開業したのに続けて、来年夏に商業・ヘルスケア施設内にフードホールがオープンする。
約2,800㎡に20店舗あまりが出店予定で、プロデュースにはブランディングや店舗開発を手がける柴田陽子氏、乃村工藝社RENSクリエイティブディレクターの松浦竜太郎氏が参画。店内には、“他にないこの地ならではの、独創性のある空間”をキーワードに、瀬戸内の穏やかな波を想起させる天井ルーバーや、岡山デニム生地を使用したベンチなどが設置される。中央吹き抜け部分には段状の“丘”を作り、サイドテーブルやクッション、プランターを配置することで、さまざまな用途で利用できる集いの場を設ける。約6,600㎡に渡る「杜の街グレース」全体の植栽は、DAISHIZEN/SOLSO代表の齊藤太一氏によりランドスケープデザインされるという。
「杜の街グレース」商業・ヘルスケア棟 フードホール
所在地:岡山県岡山市北区下石井二丁目10番107
開業予定:2022年夏
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