The Arty’s Bar Ebisu Mojito Laboratory

「The Arty’s Bar Ebisu Mojito Laboratory」は、恵比寿駅から徒歩2分のビル最上階にある、111種類のモヒートと、季節のフレッシュフルーツのダイキリ、世界中から集まった数十種のラムを中心としたカクテルとスピリッツの専門店。
店内中央アサメラ(別名アフリカンチーク)の無垢カウンターと、変形テーブルやカウンター席背面に施した隠扉の先にある個室の風情、荒いコテ跡を残した真赤な左官壁などは、モヒートの故郷であるキューバの力強い生命力や、陽気かつどこか隠微な空気感に思いを馳せ計画しています。店内の照明器具は設計者自身が実父から譲り受けたアンティークステンドガラスを使用し、ペンダントライト、ブラケットライトをオリジナルで製作しています。クラシカルな素材にモダンなディテールを施すことで、空間と同じく、古き良き時代のまま時が止まったかの様なキューバの街並みから新しく生まれたプロダクトをイメージしてデザインしました。(高須 学/タカスガクデザインアンドアソシエイツ

 

「The Arty’s Bar Ebisu Mojito Laboratory(アーティーズ バー 恵比寿 モヒート ラボラトリー)」
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-4-15 Barbizon105 8階
オープン:2020年07月15日
設計:タカスガクデザインアンドアソシエイツ 高須 学
床面積:39.43㎡
客席数:14席
Photo:Transparency 山本育憲

【内外装仕様データ】
床:既存下地杉足場板古材貼り
壁:特注左官仕上げ(深紅色) ラワン合板染色
天井:スケルトン
家具・什器:アサメラ(アフリカンチーク)無垢材
その他:アンティークステンドガラス照明(オリジナル)


高須 学/タカスガクデザインアンドアソシエイツ
タカスガクデザインアンドアソシエイツ代表取締役。デザイナー。福岡と東京を拠点に全国各地で商業空間のデザインや住空間の設計、生活に纏わる各種プロダクトの商品デザイン・開発に携わる。そのプロジェクトは、レストランやバーなどの各種飲食空間、スイーツショップやジュエリー、アパレルブランドなどのリテイルョップ、ホテルや住宅・オフィスのリデザインや新築設計、国内外ブランドの家具ファニチャーデザインなど多岐にわたる。

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