野村不動産とJR東日本が共同推進している「芝浦プロジェクト」の計画詳細が発表された。このプロジェクトは、現在の浜松町ビルディング建替事業として、S棟(2025年竣工予定)とN棟(2030年竣工予定)のツインタワーの建設が予定されている。区域面積約4.7ha、高さ約235m、延べ床面積約55万㎡というこの大規模複合開発には、オフィス、ホテル、商業施設、住宅が含まれる。設計者に建築家・槇文彦氏を迎え、東京沿岸部の新たなシンボルとして、国際ビジネスと観光拠点を創出するという。
都心で利便性の高い立地を活かした本プロジェクトでは、ビジネスの中枢である東京都心で働くことと空と海から得られる開放感を融合した、自分に合ったスタイルで働く「TOKYO WORKation(トウキョウ ワーケーション)」を提案している。
また、S棟上層階には、欧州最大手ホテルグループ、アコーのラグジュアリーホテルブランド、フェアモントが日本初進出となる「フェアモント東京」を開業する。インテリアデザインは、オーストラリアのBAR Studioが担当する。
「芝浦プロジェクト」
所在地:東京都港区芝浦1丁目1番地1号他
区域面積:約4.7ha
延床面積:約55万㎡
階数:S棟/地下3階地上43階(高さ約235m)
N棟/地下3階地上45階(高さ約235m)
主用途:オフィス、商業、ホテル、共同住宅、駐車場他
https://www.shibauraproject.com