グラフィックデザインと印刷表現の関係を追求し、新しい表現を模索獲得する展覧会「グラフィックトライアル」が、6月7日から「印刷博物館P&Pギャラリー」で開催される。9回目となる今回は、浅葉克己氏、水野 学氏、長嶋りかこ氏、南雲暁彦氏の4名のクリエーターが、凸版印刷のプリンティングディレクターと協力し、印刷グラフィック表現の可能性を探る。今回のテーマは「音や声が空気に乗って伝わること」「音が響くように作用が及ぶこと」を意味する「響」。見る者の心に響く、印刷物として存在感のあるグラフィック表現を目指した印刷実験を行う。会場では、クリエーターの独創的なアイデアと印刷技術を組み合わせて完成されたポスターと、途中過程で制作されたトライアルも紹介される。オフセット印刷の新たな魅力と可能性を感じることのできる展覧会。7月13日には参加クリエーター全員によるトークイベントも開催される。

グラフィックトライアル2014
会期：2014年6月7日（土）～8月24日（日）
時間：10:00～18:00
会場：印刷博物館P&Pギャラリー（東京都文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル）
休館日：毎週月曜日（ただし7月21日は開館）、7月22日（火）
入場料：無料（印刷博物館本展示場の入場は有料）
参加クリエーター：
浅葉克己（アートディレクター）
水野 学（アートディレクター／クリエイティブディレクター）
長嶋りかこ（グラフィックデザイナー／アートディレクター）
南雲暁彦（フォトグラファー／映像ディレクター）
主催：凸版印刷株式会社 印刷博物館
企画：凸版印刷株式会社 グラフィック・アーツ・センター
後援：公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会（JAGDA）

トークイベント　デザイントーク in TOPPAN vol.17
日程：7月13日（日）
時間：15:00〜17:00
会場：印刷博物館グーテンベルクルーム（地下1階）
定員：80名（事前予約制）
入場料：無料

グラフィックトライアル2014
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/graphictrial/2014/details.html