日本を代表する左官職人の一人、挾土秀平氏による特別展覧会「土に降る」が、東京・東品川の寺田倉庫イベントスペースで開催される。本展は、日本の伝統的技術である左官に注目し、「土」「水」「光」といった自然とつながる美意識を倉庫の空間全体を使って表現。今回のために挑戦したという大型のステンシル作品を含む渾身の新作3点や、500㎡の倉庫の床を「土」で敷き詰めた展示空間などを通じて、進化し続ける職人・挾土秀平の世界観を体験できる。
挾土秀平 「土に降る」展
期間:2023年1月21日(土)〜2月14日(火)
会場:寺田倉庫 G3-6F(東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
時間:12:30〜17:30 (最終入館17:00)
入場料:無料
主催:企画フェノミナ(職人社秀平組)、寺田倉庫株式会社
協力:近藤以久恵、津賀洋輔
グラフィック:関川航平
https://www.terrada.co.jp/ja/news/hasado-exhibition
挾土秀平氏プロフィール
職人社秀平組代表。左官職人の2代目として岐阜県高山市に生まれる。熊本、名古屋などで修行を積み、1983年には技能五輪全国大会左官部門優勝。地元に戻り、父の会社で美術館やホテルなどの現場を手がける。2001年「職人社秀平組」を設立。土・砂・石灰・藁など、自然素材の質感や色を活かし、ストーリーのある壁や土を用いたアート作品を制作。「ザ・ペニンシュラホテル東京」「アマン東京」「羽田空港 国際線JALファーストクラスラウンジ」「馬事公苑」などのほか、NHK大河ドラマ「真田丸」の題字・タイトルバックも手がけた。