焼肉 平城苑 江戸川店

桜と竹モチーフの多彩な仕上げが織りなす空間

江戸川の桜と竹の景色をコンセプトに、その風景の要素を切り取り、内部空間に持ち込んだ「焼肉 平城苑 江戸川店」。「焼肉 平城苑」のブランドコンセプトである、「おじいちゃんが息子や孫を連れて行って自慢したくなる店」という軸は継承し、江戸川店が桜と竹の似合う場所になれば良いなと考えながら各ディテールを設計した。吹き抜けには、立体組子と平城苑レッドの銅板を用いて、竹が乱立するなかに風や光が抜ける景色を表現。1階の小上がり席には、桜が散った景色をテーブル毎に表現し、桜柄の霜降りアートが壁面を飾る。また、2階では竹に囲まれた半個室席を設け、通常はあまり魅力的に映らない島部分を一番座りたくなる席にしている。さらに、その2階の小上がり席では、竹材の扉を開けた先に宴会席が広がるつくりとした。(増田太史/マスタード

 

「焼肉 平城苑 江戸川店」
所在地:東京都江戸川区一之江1-7-3
オープン(リニューアル):2022年12月16日
設計:マスタード 増田太史
床面積:394㎡
客席数:142席
Photo:ナカサ&パートナーズ

【内外装仕様データ】
床:1階/300角タイル貼り(エクシィズ) 600角タイル貼り(マリスト) カーペット貼り 2階/左官仕上げ(西澤工業) オーク材フローリング貼り(ティンバークルー) カーペット貼り(パシフィックハウステキスタイル
壁:タイル貼り(マリストリリカラ
天井:クロス貼り 一部金箔クロス貼り
その他:立体組子(前田建具製作所) 銅板パネル(モメンタムファクトリーorii) 桜柄アルミパネル(ディモールド) 竹格子(竹定商店) 桜柄竹材パネル(エレガントウッドコーポレーション) 特注照明(L&L


増田太史/マスタード
1981年生まれ。2004年大阪芸術大学卒業。2004年〜株式会社船場、2013年〜株式会社エイジを経て、2016年マスタード株式会社設立。主に、都市部での飲食店を多く手掛ける一方、インドネシアの長期滞在型ホテルや物流倉庫会社の社員食堂を手がけるなど活動の幅を広げている。

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
   
お手掛けの物件や、新製品・イベントなどの情報は下記フォームよりご連絡ください。情報はこちら  

広告掲載について