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狭小地向けCLT建築の新工法「LC-gate構法(プロトタイプ)」を開発

ライフデザイン・カバヤが運営する、CLTフランチャイズネットワーク本部「日本CLT技術研究所」は、都市部などの狭小地向けCLT建築新工法「LC-gate(エルシーゲート)構法」を開発。それに伴い、本工法を採用した一棟目となる店舗「Garage house上馬」が完成した。このプロジェクトは、日本CLT技術研究所の加盟企業である「エー・ディー・アンドシー」が設計・施工・監理を担当し、「世田谷上馬5丁目プロジェクト」として、林野庁の令和4年度「CLT活用建築物等実証事業を」活用したもの。これまでのCLT建築は、CLTの資材置き場の確保を要することもあり、地方の広い敷地面積を活用した事例が多かったが、「LC-gate(エルシーゲート)構法」によって都市部の狭小地を含めた日本全国の多様な敷地での建築が可能になる。また、日本林業の活性化と脱炭素社会(カーボンニュートラル)の実現にも貢献するものとして期待される。

 

 

「Garage house上馬」
工事名称:世田谷区上馬5丁目プロジェクト Garage house上馬新築工事
工事場所:東京都世田谷区上馬5丁目40-14
用途:店舗
工法・構造:CLT工法(薄肉ラーメン構造)
階数:2階
敷地面積:61.69㎡(18.6坪)
建築面積:47.66㎡(14.4坪)
延床面積:95.32㎡(28.8坪)
CLT使用量:加工前製品量42.34㎥、加工後建築物使用量38.00㎥
CLTの仕様:壁(210mm厚/5層7プライ/Mx90A-5-7/ヒノキ・スギHB)、床(36mm厚/3層3プライ/Mx60A-3-3/スギ)、屋根(36mm厚/3層3プライ/Mx60-3-3/スギ)
工期:2022年11月1日〜2023年4月
設計・施工:エー・ディー・アンドシー
https://www.adandc.jp/

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