「国際家具デザインコンペティション旭川 IFDA」の作品応募が6月からスタートした。同コンペティションは、日本有数の木製家具産地である北海道・旭川において、1990年に始まり、同地の家具づくりの発展とともに国内外への発信力のあるアワードとして拡大。3年に1回のトリエンナーレ形式で開催され、2024年度で12 回を迎える。これまでの応募総数は世界77の国と地域から9433点、そのうち50点以上が旭川家具として製品化され国内外で流通している。また、33年の歴史の中で、2019年には旭川市がユネスコ創造都市ネットワークのデザイン分野での加盟認定を受けるなど、デザイン都市として、また新たな家具の発信地として注目を集めている。
今回から、初の試みとして、本審査前の入選候補者による作品プレゼンテーションや、表彰式での審査結果の発表など、家具づくりとデザインをより掘り下げながら、イベント的な要素にも力を入れる予定だ。
「国際 家具デザインコンペティション旭川 IFDA」
募集要項
テーマ「木製家具」
・新たに創作された未発表作品のみを対象とします。
未発表作品とは、本審査結果発表の時点で「製品化されていないこと」「WEBサイト・新聞・雑誌・展示会及び他のデザインコンペで公表していないこと」を指します。
※当コンペと同時期に行われる他のデザインコンペへの重複応募はお避け下さい。
・「木製」とは、主要な素材が木材であることを意味します。異素材の活用も可能とします。
応募資格
個人、グループ、企業いずれも可能です。応募点数 応募点数の制限はありません。
応募登録料:8,000円(1点につき)
応募期間:2023年6月1日(木)~12月20日(水)
応募方法:
お問い合わせ: 国際家具デザインフェア旭川開催委員会
E-mail : ifda-j@ifda.jp
https://ifda.jp/
賞
ゴールドリーフ賞 1点 賞金 300万円
シルバーリーフ賞(長原實賞) 1点 賞金 100万円
ブロンズリーフ賞 1点 賞金 30万円
メープルリーフ賞 1点 賞金 30万
※賞金には税が含まれています。
予備審査
審査日:2024年1月
応募された作品画像と概要を対象に審査し、入選候補作品約15点を選定します。
審査結果は、応募者全員にEメールで2024年2月中旬までに通知します。
本審査
審査日:2024年6月18日(火)予定
入選候補作品を対象に審査し。入賞作品4点と入選作品を選定します。
※入選候補者15名による作品プレゼンテーションを予定
審査結果は、入選候補者全員にEメールで 2024年6月下旬までに通知します。
入賞入選作品の展示
展示会:国際家具デザインコンペティション旭川2024入賞入選作品展
展示時期:2024年6月19日(水)~
展示会場:旭川デザインセンター
※上記の展示以外に巡回展等を行うことがあります。
審査委員
藤本壮介(建築家、審査委員長)
廣村正彰(グラフィックデザイナー)
タッカー・ヴィーマイスター(インダストリアルデザイナー)
アン・ルイス・ソマー(デザインミュージアムデンマーク館長)
マイケル・ヤング(プロダクトデザイナー)