地域の特性を活かした空間デザインと豊富なアクティビティを備え、地域や季節ならではの体験を提供しているリゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ」の「リゾナーレ下関」が2025年秋に開業を予定している。本計画地は、美しい海岸線を始めとするダイナミックな自然を感じられる関門海峡に位置し、行き交う船舶を間近に望むことができる絶好のロケーションにある。国内と海外に展開する「リゾナーレ」ブランドとしては、中国・四国、及び九州エリアへの初進出で、「リゾナーレ下関」で8カ所目になる。山口県では、長門湯本温泉で運営する「界 長門」に続き2施設目。施設は、ウォーターフロントの好立地を活かして、全室をオーシャンビューとし、客室内から関門海峡や行き交う船舶を間近に望むことができる。また、敷地内にはガーデンエリアを配し自然と海との一体感を出すほか、施設内には地下からくみ上げた海水を活用したインフィニティプールも備えている。関門大橋の絶景を眺めながら、施設のプールで海水に触れるという、ここでしかできない特別な体験を創出するとともに、下関・関門海峡がもつ魅力を広く発信し、エリア全体の観光地としての魅力、知名度向上に貢献することを目指す。また、星野リゾートは、2022 年 4 月 30 日に山口県下関市と締結した「地域活性化に関する連携協定書」において、2025 年秋に、あるかぽーと地区に開業予定の「リゾナーレ下関」の運営だけでなく、あるかぽーと・唐戸エリア全体の魅力を高めることを、下関市と一体となり取り組むことを定めた。本計画では、目指すべき方向性として、下関を中心に関門エリアが「日本を代表するウォーターフロントシティ」となることを掲げる。「海峡を遊びこなす、朝から夜までめぐって楽しい、現代日本の港まち」という開発コンセプトを設定し、星野リゾートが提案した「1、海峡を遊びこなすこと」、「2、朝から夜までめぐって楽しめること」「3、港まちらしさにフォーカスすること」を含む内容が実践される。
「星野リゾート リゾナーレ下関」
所在地:山口県下関市あるかぽーと1番地36・37・38
建築面積:3,925.2㎡
延床面積:19,181.7㎡
敷地面積:14,156.9㎡
客室数:187室
階数:地上12階
施工者:戸田建設株式会社
建築設計:株式会社日本設計
内装デザイン・ブランド監修:クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)
ランドスケープ設計:株式会社スタジオテラ
照明デザイン:株式会社FDS
プール遊具:株式会社丹青社
開業時期:2025年秋予定https://www.hoshinoresorts.com/information/release/2023/08/259945.html