マリオットグループのラグジュアリーライフスタイルホテルブランド「エディション」から、「東京エディション虎ノ門」に次ぐホテルとして「東京エディション銀座」がプレオープンした。
「エディション」は、ニューヨークのホテルブランド「PUBLIC」をはじめ、数々のデザインホテルの所有、開発、管理を手がけるイアン・シュレーガー氏とマリオット・インターナショナルのパートナーシップによって生まれたブランド。新たなホテルを銀座の地につくるにあたり「東京エディション虎ノ門」を担当した建築家・隈研吾氏を再び迎えた。隈氏が表現する日本独特の繊細さやシャープな伝統的ディテールと、シュレーガーのニューヨーク的な感性をモダンに融合。タイムレスでありながら既成概念にとらわれず、画期的で前例のないホテルでありたいというエディションのアバンギャルドな願望と日本文化豊かな伝統を、絶妙なバランスで融合させた空間が立ち上がっている。
壁面のグリーンとメタルが織り成す格子のファサードで覆われた14階建てタワーに入ると、印象的なエントランスと、床から天井までのコーナーウィンドーが目を惹く吹き抜けのロビーがゲストを迎える。ホテルの中心に位置する、エディションのシグネチャーである「Lobby Bar」は、アイボリーの布張りアームチェアと大きなソファに囲まれたゴールドを基調とした内装。チェックイン・デスクの後ろには、20世紀初頭の日本の大型屏風が置かれ、その隣には床から天井までの2色のライトボックスがエレベーターへの通路を彩る。エディションを象徴するデザインの一つである、ホワイトメタルで作られた彫刻的なロビーの階段を上ると、ラウンジバー「Punch Room」。ダークウォールナットの格間に覆われた壁と天井がエレガントに演出する、魅惑的でムーディーな空間に、トパーズやサファイアのように輝く宝石のような色合いのタフテッドソファやチェアが置かれる。
客室は、銀座エリアのスタンダードルームとしては最大規模となる41㎡以上の床面積を持つ客室から、独立したリビングを備えた10室の広々としたスイートまで全86室。ウォールナット材の壁と床、トラバーチンやクリーム色のレザーを使ったカスタムメイドの家具、全てのバスルームに備えられたグリーンマーブルの洗面台とクロムの水栓、白色のシグネチャーフェイクファースロー、丸山サヤカとTakay Photographyによるアートなど、アイコニックなディテールが散りばめられた。また、13階のペントハウススイートは、開放感のあるリビングルームやダイニングエリア、パントリー・キッチンを備える。
14階にある「Sophie at EDITION」は、これまでのラグジュアリーホテルにはない、和のテイストを取り入れたブラッスリー。下階のロビーやバーの艶のある雰囲気とは対照的に、ブロンドオークと白い漆喰を使った直線的なインテリアが明るさや快活さを強調し、プライベートダイニングのポップな色彩がエディションならではの遊び心を添える。奥の壁には7人のアーティストによる東京のストリート写真のコレクションが飾られている。15階のナチュラルワインバー「The Roof」では、周囲の街並みが見渡せるよう目線より低い位置に配置された壁面のシダやオリーブの木に囲まれた、ユニークなルーフトップオアシスが広がり、植物に囲まれたくつろげる席や、長テーブルが用意されている。
「東京エディション銀座」
住所:東京都中央区銀座2-8-13
敷地面積:663.91㎡
客室数:86室
館内施設:レストラン「ソフィー アット エディション」、バー「ロビー バー」、バー「パンチ ルーム」、バー「ザ ルーフ」、ジム
階数:地上14階、地下1階
構造:地下SRC造・地上S造
宿泊料金:1室 120,000円~(税、サービス料別。各種条件適用)
予約・問合せ:Reservations.Tokyo@editionhotels.com
東京エディション銀座 公式サイト: https://www.editionhotels.com/tokyo-ginza/
Facebook: https://www.facebook.com/TheTokyoEditionGinza/
Instagram: https://www.instagram.com/editionginza/