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「三井ガーデンホテル銀座築地」が開業


9月30日、東京・銀座と築地からアクセスの良いエリアに「三井ガーデンホテル銀座築地」がオープンした。ホテルのコンセプトは「LIFE PLACE “少し上質な日常”が感じられる滞在価値の提供」。同ホテルは、三井ガーデンホテルズのブランドタグライン「Stay in the Garden」を軸にした緑あふれるナチュラルな空間で構成されている。
1階エントランスは天高約6mの2層吹き抜けガラス張り。中央に2本のシンボルツリーと多彩な植物、三井不動産グループが北海道に保有する森林の間伐材を活用したテーブルやベンチが置かれる。2階リフレッシュスペースはツリーハウスをイメージしたロビーを見渡す空間。ハイカウンターとソファで構成されたスペースには暖色系の間接照明が灯り、リサイクルガラスの花器やアップサイクルのレザーフラワーなど、サステナブルを表現したアート作品が展示されている。
客室数は全183室で、三井ガーデンホテルズとしては初めて全室に洗濯乾燥機・電子レンジ・冷凍冷蔵庫を完備し、ベッド下に収納スペースを設けるなど、連泊時にも快適に過ごすことができる設え。客室タイプは、IHクッキングヒーターやシンク付きのキッチンと、調理器具やカトラリーが完備された「デラックストリプル(46.0㎡)」「アクセシブルトリプル(46.6㎡)」タイプや、緑豊かなバルコニー付きの大きな窓から築地や銀座の街並みを楽しむことができる「デラックスコーナーツイン(39.3㎡)」タイプなど、全8種類用意されている。
客室のデザインコンセプトは「LIFE COCOON」。柔らかな繭に包まれるような空間は優しい色と形で構成され、飽きのこない明るいデザインが採用されている。また、室内には共用部のグリーンとつながりを感じさせる木調の家具や、伝統工芸品の有松絞「suzusan」を纏い柔らかな光を放つランプシェード、フラワーアートが用意され、安らぎのある時間が提供される。このほか、ヨーロッパでヴィーガン認証を取得しているインバスアメニティ、バイオマス素材を使用したアメニティなどを採用し、環境に配慮した取り組みにも力を入れている。ナイトウェアは従来品よりも柔らかく肌触りの良い生地を採用し、デザイン性にこだわった新仕様のものを導入。このほか、客室内TVでのチェックアウトや、デリバリーロボット導入により、スマートな滞在が実現される。
また、地下には、洞窟のような大浴場が設けられている。重厚感のある石積みと、岩肌をイメージした壁、モダンなモザイクタイルと丸みを帯びた形状の浴槽、水面(みなも)を表現する光の演出により、日常とは異なる上質なSPA体験が提供される。一方、飲食は、福岡・京都を中心に、ミシュランガイドへの掲載実績をもつオーベルジュや多彩なレストランを展開するONO GROUPが、東京に初出店。14階に薪火料理が堪能できるレストラン「GINZA ONO Gratia-Smoke Dining-」、1階のロビーにカフェ「ONO Market-Deli&cafe GINZA-」が多彩なメニューを提供する。

 

 

 

「三井ガーデンホテル銀座築地」
所在地:東京都中央区築地4-7-1
敷地面積:761.06 ㎡、地下1階地上14階建て
客室数;183室
延床面積8,347.81㎡
https://www.gardenhotels.co.jp/ginza-tsukiji/

 

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