“一枚の布”へのフィロソフィーと手仕事に共鳴するインスタレーション
IM MENのパリコレクション「IM MEN AUTUMN WINTER 2025/26 COLLECTION」のために、吉岡徳仁が手がけたインスタレーション。会場は、16世紀初頭からパリ5区に残る建造物Le Réfectoire des Cordeliers。その歴史的な空間に、一枚の布をモチーフにした大きなスクエアのパネルが置かれ、まるで生命を与えられたかのように動き出します。このインスタレーションは、イッセイミヤケの「一枚の布」のフィロソフィーと、手仕事やテクノロジーの対話から生まれる新たな時代を示しています。(吉岡徳仁デザイン事務所)
「FLY WITH IM MEN」
会場:RÉFECTOIRE DES CORDELIERS, 15 Rue de l’École de Médecine, 75006 Paris
会期:2025年1月24日〜26日
コレクションデザイン:MDS design team
インスタレーション:吉岡徳仁
音楽:Senjan Jansen
ショー撮影:Olivier baco
インスタレーション撮影:Thomas Adank
資料提供:©️ISSEY MIYAKE INC.
吉岡徳仁
デザイナー / アーティスト。1967年生まれ。倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。 デザイン、建築、現代美術の領域において活動。代表作には、東京2020オリンピックの聖火リレートーチをはじめ、パリのオルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water Block」、結晶の椅子「VENUS」、虹の教会「Rainbow Church」、ガラスの茶室「光庵」などがあり、 作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)やフランス国立近代美術館(ポンピドゥーセンター)、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館など、世界の主要美術館に永久所蔵されている。国際的なアワードを多数受賞し、アメリカNewsweek誌による「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれている。