クリエイター吉岡徳仁による透明な茶室「光庵」が、京都の将軍塚青龍殿で展示される。2011年のイタリア・ヴェネツィア ビエンナーレ国際美術展において、日本文化を象徴する茶室の建築プロジェクトとして発表された「光庵」は、吉岡が「透明なガラスで構築された茶室という小宇宙的な空間から、自然と一体化することで、日本の思想・文化の原点を見る」ことを目的とし、2002年の 「透明な日本家屋」から始めた創作活動の中で生まれたガラスの茶室。構想からおよそ5年を経た2015年4月、京都・フィレンツェ姉妹都市提携50周年を記念する特別展覧会として実現することとなった。作品は、京都市街を一望する標高220mの将軍塚青龍殿大舞台に設置されている。
京都・フィレンツェ姉妹都市提携50周年記念 特別展覧会
「吉岡徳仁 ガラスの茶室 − 光庵」
会期:2015年4月9日(木)~ 2016年(未定) ※期間限定。展覧会終了日は3ヶ月前にHPにて告知。
会場:将軍塚青龍殿(京都市山科区厨子花鳥町28)
主催:青蓮院門跡
共催:株式会社吉岡徳仁デザイン事務所
後援:京都市
詳細:http://www.tokujin.com/
吉岡徳仁デザイン事務所
http://www.tokujin.com/
青蓮院門跡(将軍塚青龍殿)
http://www.shorenin.com/