LIANHUA 中日ビル店

ラグジュアリー感を演出し好奇心を掻き立てるファサード

 

名古屋の新たなランドマークとなる中日ビルにオープンした中国料理店「LIANHUA(リアンファ)」。一見、中国料理店に見えないファサードは外からは内部の雰囲気がわからないゾーニングとなっており、飲茶“ディムサム”から着想を得た約3500個の中国茶缶を積み重ね、圧倒的なインパクトと食への好奇心を掻き立てるアイコニックなファサードデザインとした。LIANHUAという店名は「芙蓉」が由来で、蓮の花の別称であり、古来中国では“美しい女性”という意味を持つ。そんな名前から蓮の葉や花をイメージした色調で整えた店内のインテリアには、ファサードのデザインとは対照的に八角形の縁起の良い枠組みをモチーフに、西洋と東洋を融合した丁寧なデザインを施し、お客様に提供される中国料理と共に「COZY LUXURY… “居心地の良い贅沢”」を目指している。(根石武信/スペース

 

 

「LIANHUA 中日ビル店」
所在地:愛知県名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル3階
オープン:2024年4月23日
設計:スペース 根石武信(クリエイティブディレクション、設計) 町田幹樹
施工:スペース 杉浦 毅 近藤 充
照明設計:ウシオライティング 山田隼人
床面積:188.73㎡
客席数:49席
Photo:Takuya Yamauchi Photography

 

【内外装仕様データ】
床:モルタル下地セラミックタイル貼り
壁:ケイカル板下地セラミックタイル張り PBt12.5下地塗装仕上げ
天井:PBt12.5下地塗装仕上げ
その他:ファサード壁面/特注茶缶積層 意匠照明/特注ペンダント

 

根石武信/スペース
武蔵野美術大学短期大学部デザイン科空間演出デザイン専攻 卒業。1994 年株式会社スペース入社 。2009 年にデザインチーム Design Lab.を立ち上げ。Design Lab.事業部長/クリエイティブディレクター。2025 年 名古屋第3事業部 事業部長/クリエイティブディレクター。アパレルなどの専門店からキャリアを積み、物販店・飲食店等の商業分野、サービス分野まで、インテリアから建築まで仕事の領域に捉われずボーダレスに取り組む。JCD・DSAデザインアワード、日本空間デザイン賞KDA、日本サインデザイン賞SDAなど、受賞歴多数。

スペース
多彩な空間づくりを行う商空間プロデュース企業。主力はショッピングセンター、百貨店、専門店、飲食店など、商業施設の企画、設計、監理及び施工。そのほか、ホテルやオフィス、エンターテインメント施設、展示施設、観光施設、公園など公共施設の企画、設計、監理及び施工も手掛ける。また、内装監理業務やテナント誘致、木工什器の制作なども手掛ける。本社・東京のほか、名古屋、大阪、福岡の主要 4 都市をはじめ、全国各地に事業拠点を持つなど、地域に密着した対応力が特長。

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