商空間デザインの総合サイト

横浜住販のお客さまをお迎えするレセプションと応接スペースのデザイン。そのご依頼をいただいたときのキーワードは「清潔」「先進」「期待」「記憶」。この会社が提供する商品とはリンクしていないように感じる設えでもよいというものだった。

着手時は少し迷ったが、上述にはクライアント側に明確な意図があり、また実際には提供する商品を説明する言葉として大切にされているものなので、「理由を聞けばしっかりと関係性がわかるが、見た目として説明的である必要はない」と解釈することができた後は、スムーズに進めることができた。

私たちがこの空間をデザインする際にとった手法は、そのキーワードから「白と青」「シャープ」「レイヤー」「ファーストインプレッション」というように言葉の連鎖、あるいは解釈を広げながら形にするというものだった。

結果として、クライアントが欲しいと思っているものを空間化するという命題に、ストレートに答えが出せたプロジェクトだと感じている。

（井上愛之／ドイルコレクション）

横浜住販 ／ オフィス

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