タグ別アーカイブ: Saitama

ASOKO

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オーナーから「ASOKO」という店名を聞いてすぐひらめいたコンセプト、それは一度来店したら人に教えたくなるお店。ちょっと分かりづらくて入りづらいけど、中に入ればワクワクしたり落ち着いて飲めるそんなお店をつくりたいと考えました。ASOKOの周辺は、昼営業の店が多く夜は少々暗い雰囲気ですが、壁面の間接照明で明かりの溜まりを前面道路につくり、お客様の目に止まる工夫をしています。あえて大きな窓をつくらず細い窓と透過性の低いガラスドアにすることで、店内を思わず覗きたくなるファサード計画としました。店内に入れば円柱形のワインサーバーが空間の中心にあり、お客様自らワインを選びサーブして飲むことが出来ます。自由に選べる楽しさ、新しいワインを発掘など、ワインを中心とした体験の場となるようにと考えました。また、店の奥にはソファ席とテーブル席を配置。プリーツ加工した照明シェードと連動するように、壁面にプリーツを拡大したイメージの斜めルーバーを組み込み、柔らかな光と共に落ち着きのある空間を目指してデザインしました。ASOKOが、人が噂をし、噂が人を呼ぶ空間になることを願っています。(山本 敦/ロジャック)

 

「ASOKO」
所在地:埼玉県さいたま市大宮区仲町1-125-11 1階
オープン:2015年8月13日
設計者:ロジャック 山本 敦
床面積:60.4㎡
客席数:18席
Photo:石橋マサヒロ

 

Customers feel like telling about it to someone after they visit this store. When I heard the store’s name “ASOKO” (“there” in Japanese) from the owner, I came up with this concept at once. I wanted to create a store which is a bit hard to find and enter but exciting and relaxing once you are inside. Because many of the stores around ASOKO open only in the daytime, the street becomes a bit dark in the night time. I drew the light of the indirect-lighting of the wall to the shop front and made it outstanding. For the shop façade, I made a narrow window not a big window and used a glass door with a low transparency on purpose so that people get the unconscious impulse to watch the inside. There is a pillar-shape wine server in the center of the store and customers can choose and serve wine by themselves. This is the place for the wine experience such as a fun to find something new or choose freely. I placed sofa and table seats at the back of the store. I coordinated pleated lampshades and louvers on the wall which has an enlarged pleats image. With the soft light, they give a calm and comfortable atmosphere to the space. I hope people to rumor about ASOKO and the rumor brings more people to here. (Atsushi Yamamoto / ROJAK)

 

【ASOKO】
Location:1-125-11-1F, Nakamachi, Omiya-ku, Saitama-shi, Saitama
Open:Aug. 13th, 2015
Design:ROJAK Atsushi Yamamoto
Floor area:60.4㎡
Capacity:18 seats
Photo:Masahiro Ishibashi

 

2CV

このヘアサロンでは、訪れた人が日常の忙しさから解放され、気分を新たに変身する場として自然の美しい風景を取り込んだ空間を創り出すことがテーマとなった。陽の光と自然をモチーフとし、エントランスから各ブースへとストーリー性を持たせ、ひとつの店に様々な表情を演出している。エントランスにそびえる樹木の中から注ぐ陽の光と開放感のある光の表現がナチュラルで温かみのある空間を演出し、奥の空間へ進むと水平線に輝く太陽光を表現した開放感のある空間を表現している。シャンプーブースでは、清潔感のある純白な空間をやわらかい光で包み込むことでリラックス出来る場を生み出している。ネイルスペースは、女性らしさをふんだんに取り込んだ「女性の憧れの部屋」をイメージした。高い天井とミラー効果を組み合わせることで、空間に広がりと開放感を生み出し、一方では天井を下げることで包み込まれる安心感を得られる空間とし、相対する二つの要素を併せ持つ、変化に富んだ空間となっている。自然をテーマにした開放感ある演出、ナチュラルな素材感に包まれたこのヘアサロンは、ゆったりと気分転換をし、今までとは違う自分に変身する場としてふさわしい場になった。(柿谷耕司/文責BAMBOO

  • 2CV」(ドゥーシーボー)
  • 所在地:埼玉県さいたま市南区別所7-21-1 プラウドタワー武蔵浦和マークス1
  • オープン:201337設計:柿谷耕司アトリエ 柿谷耕司 櫻井 誠
  • 床面積:79.29席数:カット6席/コールド2席/シャンプー3席/ネイル2
  • Photo:大瀧 格

  



This hair salon aims to create the space which takes in beautiful natural scenery. Customers feel liberated from daily hectic lives and can transform with refreshed minds. Sunshine and nature are design motives. From the entrance to each booth, various aspects of the salon are expressed with a story line. Trees placed in the entrance make sunshine filtering through foliage and lights with open feeling express the natural and worm space. In the back space, the sun above the horizon is expressed with a sense of openness. In shampoo booths, the clean and stark white space is wrapped with soft lights creating relaxed atmosphere. The nail treatment space is designed to be “a women’s ideal room” with many feminine features. One part of the space has a high ceiling and utilizes mirror effects achieving wide and open feelings and the other part has a low ceiling giving wrapped and comfortable impressions. Ambivalent elements are coexistent in one space, giving diversified expressions. The salon is successful in creating relaxed atmosphere where customers can refresh their minds and transform.(Koji Kakitani)


 

  • 2CV
  • LocationProud Tower Musashi-Urawa Marks 1F, 7-21-1 Bessho, Minami-ku, Saitama-shi, SaitamaOpen : March 7th, 2013
  • Designer : Koji Kakitani Atelier, Ltd.  Koji Kakitani  Makoto Sakurai
  • Floor area : 79.29
  • Capacity6 seats for cutting/ 2 seats for coloring / 3 seats for shampoo/ 2 seats for nail treatment
  • PhotoKaku Ohtaki

 

 

nana’s green teaイオンモール羽生店

 

株式会社七葉は、「抹茶」という切り口から「新しい日本のカタチ」を世界に発信している会社である。良質の抹茶を、抹茶ラテなどの現代的にアレンジしたメニューで提供している。その店内に求められる空間は「和風」ではなく「現代の茶室」である。それは、オーナーの言葉を借りれば、“日本に昔からある茶文化を現代的な解釈で楽しめる店”をつくりたいという思いの表れである。縁という言葉は「ふち」とも読み、周囲を限る境界を意味する。同時に「ご縁がありますね」というように、つながる意味も含まれる(茶の湯/表千家監修 引用)。今回は「縁」を使い、店とお客様との「縁」と同時に、お客様同士の「縁」もつなげることは出来ないかと考えた。実際には、「縁側」に見立てた集成材のベンチが延びていき、高さを変えることで横の客席の机となり、さらに高さを変えることによって通路となるよう設計した。その結果、店全体が一つの縁側となり、月を眺め、お客様同士が一つの繋がりを持つ空間となった。(吉田昌弘/KAMITOPEN、文責BAMBOO 

 

  • nana’s green teaイオンモール羽生店」 
  • 所在地:埼玉県羽生市川崎2-281-3イオンモール羽生1
  • オープン:2011年8月8日
  • 床面積:112
  • 客席数:59
  • photo:宮本啓介

 

 

 

 

LAPIN保育園

集合住宅から保育園への用途変更である。構造的な遡及工事を避ける、またはもともと対応をしていなかった車椅子関係のバリアフリー法の扱いをどうするか、その他の法的な分析に一番時間を費やしたような仕事である。ごく一般的な集合住宅を、あまり手を加えすぎず、いかに保育園らしい建物に変身させるかが、もう一つの課題であった。外観のデザインは、どこかしら“バッタ”に見える階段のデザインに集約された。グレーと青の色ガラスで沈み気味の全体イメージを盛り上げるだけでなく、子供たちがこの階段を利用するときに、空や周りの自分たちの地域の風景を再発見する、同時に室内に入る自然光に色見を与える狙いがあった。室内については下駄箱の子供用のアルコーブ、潜り口、円盤のような照明等で、少し遊具のような雰囲気を持つエントランスをまず作ろうとした。その他、年齢別のお昼寝の部屋等は都市の中の建物のように設定、遊びやおやつの部屋はみんなが集まる都市の中の広場のように計画した。既存の窓と同じ形の掲示板や、照明の配置がその集まる空間を表現している。保育園らしく、というのは、子供っぽいデザインを目指すことでは決してない。子供は小さな大人、楽しげなアイデアを考えるとき、色彩計画や照明計画を含めて子供たちのセンスを磨くため、いかにハイセンスなスタイルを目指すかが託された役目だと思った。(玄・ベルトー・進来/文責BAMBOO

 

 

  • LAPIN 保育園」
  • 所在地:埼玉県坂戸市
  • 竣工:20113
  • 設計:玄・ベルトー・進来
  • 延べ床面積:769.76
  • photoNacasa & Partners